ずいぶん前から鈍感力が注目されている。
元来ネガティブ系のワード「鈍感」がポジティブに捉えられている。
これだけ情報が溢れて、いつ、何で炎上するかわからない時代に生きていると、鈍感であったほうが生きやすい。
鈍感の反対は敏感。
お父さんは、自分は敏感だと思っている。
敏感だから気付くこともあるけど、ちょっとしたことに、反応したり、過剰に意識してしまう。
ところが、鈍感な人が羨ましいかというと、そうでもない。
お父さんは、これと言った特殊能力がない普通の人だから、敏感も生きる一つの術だと思っている。
だから、理想は、鈍感スイッチ。
気にしたくない、無視したいような出来事に直面したらスイッチをオン。普段はオフ。みたいに自由にオン、オフできるスイッチを持つことかな。
でもね、そんなに簡単なものではないよね。

「人の目を気にしない」
自分が思っているほど、人は見ていないよ。
これ、本当だと思う。
髭を生やしている人が、髭を剃って現れても、皆、髭がないことに気づかないの。
他人の外見など、どうでもいいんだよね。
「意外とあなたを見ている」
これも、本当なんだな。
他人に癖や習慣を覚えられていることがある。
自分ではわからないことも。
どこをどのくらい見ているかにもよるけど、他人から、思っているほど見られていないし、予想以上に見られているってこと。
どっちもあるってことなんだ。
なんだか、まとまりがなくなってきたけど、「基本は敏感ベースで鈍感な部分も持ち合わせている」のがいいかな。
また、鈍感力=打たれ強さ ではない。
打たれ強さは受け止める力。
鈍感力は気づかない能力もしくは、受け流せる能力。
打たれれば、どんなに強くても効いてくるけど、受け流せれば、ダメージはない。
鈍感スイッチが欲しいけど、鍛錬すれば、手に入れることができるのだろうか。
そんなスイッチがあれば、どれだけ人間関係が楽になるのだろうか、笑。
正直なところ、どうやって手に入れるのかわからない。
だから、わからないなりに、鈍感スイッチをONにするイメトレをする。
鈍感力、加減が難しいけど、これは武器になる。