誰かと一緒にいないと、不安になってしまう。
ひとりだと孤独でさみしい。
こんなタイプの人、いるよね。
誰かと一緒にいるだけで、安心なんだよね。
ポジティブに捉えると、人付き合いを大切にするってことかな。
でもね、お父さんは、いつも誰かとつるんでいる人は、能力がない人か能力がないと思い込んでいる人だと思っている。
今回の話は、人格とか関係なく、能力に焦点をあてた話をしたい。
もちろん、独断と偏見に基づいた見方だけど。
高校の通学の電車の中で、わいわい騒いで群れている学生は、どんな学校の連中だった?
コンビニの前で、群れているのはどんな連中?
能力がない人は、群れたがるの。
そして、群れるから、能力が向上しない。
傷を舐め合って、互いに同じ環境にいることで安心して過ごせるから。
だから、自然と周りの顔色をうかがったり、人に引きずられるようになるんだ。
まさに負のスパイラルに乗ってしまう。
とにかく、群れると成長しない。成長する機会が奪われてしまう。

なぜこんなに言い切れるかというと、お父さんは高校生の時、群れまくっていたから。
毎日部活後に誰かの家にたまって、勉強や、将来への不安を友人たちと、くだらない話をしながら紛らわしていた。
それで、群れからはずれて真剣に勉強を始めた友人がいると、残りの群れている連中は、より不安になって、群れ度がアップするわけ。
そうやって卒業後、群れた連中みんなが路頭に迷った。
幸いにも、お父さんは、そこで群れ仲間と縁を切ったことで、群れていた時の自分を見つめ直すことができたと思っている。
とかくコミュニケーション能力だとか、調整能力だとか、人と上手に付き合えることが、社会適合者みたいな風潮があるけど、社交性と群れることとは関係ないから。
群れて、人に引きずられて、誰かに依存している連中ほど、コミュニケーション崇拝者だから。
そんなことは、個々の基本的能力があってからだからね。
ツルまず、孤独を恐れず、一人牙を磨くのよ。
群れずに一人で過ごす時間が大切なの。
群れ好きな人で、強い人はいないと思う。
本当の強者は、1対1に強いんだ。
「社交上手な孤独好き」こんな振る舞いができる大人はカッコいいと思うんだけど、どうかな。