お金は、「消費」「投資」「浪費」に分けて使う。
今回は、みんな大好きな浪費の話。
浪費は、基本無駄遣いだよね。
無駄遣いに見返りを求めてはいけない。
使いっぱなし。
遣ったことを後悔せずに、さっぱりとあきらめる。
遣ったお金は、戻ってこないのだから、遣ったことを悔やんでもしょうがないのに、思い出にふけるように、あきらめきれない。
気に入った女性を口説くために、さまざまなプレゼントを贈ったけど、相手にされなかった男がいる。
付き合えないとわかった途端に、今までに贈ったプレゼントを返して欲しいと女性に言った。
男は、付き合える前提でプレゼントを贈ったけど、付き合わないのならプレゼントを返してもらって当然と思っている。
男はプレゼントを女性と付き合うための投資と考えていた。
でもね、付き合えないとわかった時点で、浪費に決定なの。
そもそも、女性は最初から投資されてるとは考えていない。
勝手に貢がれている(浪費されている)と思っているだけ。

プレゼント=投資
と考えたところから間違えで、他人に対して見返り(投資)を求めてはいけない。
見返りを想定した、人付き合いはダメなの。
結局のところ、女性はプレゼントを返したらしいけど、男はフラれて、プレゼントを返してもらった自分史を刻んだ。
こんな男は、モテない以前に話にならない。
極端な話だけど、人は多かれ少なかれ、浪費に後ろめたさや後悔をする。
だから、「自分へのご褒美」なんて言い訳して浪費するの。
しかし、戻ってこないことに、言い訳や後悔をしてもしょうがない。
そう思って、やり過ごすべきなの。
お父さんは、それなりに浪費してきたけど、「今、なんとか生活してるからいいか」と思うようにしている。
貯蓄や投資は、生活する基本として必要なものだし、友達(お金)を連れて戻ってくることもあるから、魅力的でもあるんだけど、浪費も必要。
そして、遣ったことを後悔しない。
去っていったお金は追わない。