お金の器

皆、それぞれに人の器の中にお金の器がある。

人の器と同じように、さまざまな大きさの器がある。

お金の器には、まず稼いだお金が入る。

その器から、必要な時に必要な分のお金を取り出して、暮らしていくイメージかな。

お金を取り出しても底が見えない人も、器を逆さまにして振っている人もいる。

器から溢れた分だけ浪費すればいいけど、器にガバッと手を入れて掴みとると危ないよね。

例えば、預金残高10万円で安心する人もいれば、1億円あっても不安な人もいる。

10万円で安心する人の器より1億円で不安な人の器は大きいよね。

ところが、器が大きくて、まだまだ入るから、埋まってない部分が不安に変わる。

器ばかり大きくて、中に入れるお金が少なければ不安だらけで毎日過ごすことになる。

逆に器が小さいと、ちょっとお金が入るといっぱいになって、器からお金が溢れてしまう。

お金を稼ぐ能力と器の大小は別モノなんだよね。

バンバン稼いで、お金儲けの器量があると思っているけど、それ以上にお金を使っていたら、実のところ、その人のお金の器は小さいよね。

お金が溢れっぱなしだし。

器の大きさはお金の使い方や量をみることでわかるかもしれないね。

溢れているお金の量から、器の大きさがわかる。

そして、お金の器の大きさは、大きくも小さくも変えることができると思っている。

だって、10代と20代では、同じ1万円が違う価値になっているよね。

年を重ねるだけで価値が変わるのだから、意識すれば器の大きさは変えられるはず。

本当のところ、お金の器の大きさと幸福感はリンクしない。

どんなにお金を持っても、器が大きすぎると、満足しないでいつまでもガツガツとお金を追いかけるかもしれない。

つまり、器の大きさと入るお金の量のバランスがいいと安心して幸せに暮らせる。

器の大きさをわかって、少しづつ大きくしていって、バランスよく暮らしたい。

お父さんの知人で相続によって、突然何億円ものお金を手にした人がいる。

凄まじく浪費しだして、2年かからずに全部お金を使い果たし、その後、すべてを手放してしまった。

その人の器は、容量以上のお金が一気に入ってぶっ壊れたんだ。怖いよね。

また、たまに器の底が抜けていて、お金が残らない人もいるね。

器の大きさを想像しながら、他人を見ると、わかることがある。

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