謎だらけ  

SNSで見かける20、30代世代のゴージャスライフ自慢の生業が謎すぎて、お父さんには理解できない。

世界中を旅して、ロールスロイスやフェラーリを何台も乗り回して。

身につけているものは、やたら光っていて、全身ラグジュアリーブランドのロゴだらけ。

答え探しに、いろいろとググってみたけど、もっとわからなくなった。

お金持ちで成功者だらけなんだもの、笑。

現在、所得税の最高税率は45%

居住地の市・県民税は約10%

その他健康保険、厚生年金などの社会保険

2019年の統計年報によると年収1億円以上の人数は23,550人いるらしい。

1億円の収入があったとしても、税金・社会保険を支払った後の手取りは5千万円弱。

ロールスロイスやフェラーリは新車で5千万円以上するし、H社の鞄は皮によるけど、何百万円なんて当たり前。

とてもじゃないが、年収1億円では、ゴージャス自慢ができない。

繰り返して言うけど、ガッツリと刈り上げられた髪型で、真っ黒に日焼けしてタトゥーだらけの経営者が、どうやって何億円もの年収を得ているのか、わからないんだ。

ネットで調べても、「人に稼がせて、お金に稼がせて」「経営ノウハウを開発」なんて、本当に実務をしている人の言葉とは思えない教訓だらけだもの。

お父さんの知らない世界があって、そこで、知らない方法でお金稼いでいるのか、借り物でいつわりのゴージャスな生活を演じているとしか思えない。

どう稼ごうが、どこから稼ごうか、誰から稼ごうが、

お金はお金。

お父さんは、昭和生まれで新しい稼ぎ方を知らないのかもしれない。

でもね、どうやって手にしたかって、とても大事だと思うんだ。

使ってこそお金だけど、稼ぎ方はどう使うかに関わってくるから。

太郎にはお父さんの知っている世界で稼いでもらいたい。

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攻撃力 対 防御力   

ゲームでは、キャラクターの攻撃力や防御力が数値化されるけど、自分の攻撃力と防御力を考えたことあるかな。

ここで言う、攻撃力と防御力は対人関係のこと。

攻撃とは、相手への説得力、発言力、論破力など

防御とは、言い負かされない力、強い言葉に耐える力、言葉を見極める力など

ネット社会は攻撃力と親和性がいいと思う。

真実か嘘か、どうでもいい。

強く、何度も言い続ければ、それだけで信じられてしまう。

ネット社会では、「◯◯と思うよ…」ではダメなの

「◯◯なのだ」と断定して言い切らないと。

間違っていようが、いまいが、言ったもん勝ちだから。

また、強い攻撃力に憧れる人が多いよね。

声が大きくはっきり言うだけで自信があるように見えてしまう。

事実、こういう人の意見は会議で通りやすいんだ。

たいがい、しょうもない意見だけどね。

そして、攻撃力=コミュニケーション能力と勘違いしている人もいる。

いつも言うけど、聞く力=コミュニケーション能力だから。

攻撃力が高い人が防御力も高いとは限らない。

どちらかと言えば、攻撃力が高い人は防御力が弱いんじゃないかな。

防御できないから、より攻撃ばかりする。

批判して論破しての繰り返し。

攻撃されたら、すぐ退散。

反対に防御力が高い人は、強いよ。

芯が強くないと防御力は高くならないから。

鈍感力も必要だから。

強い人とは防御力の高い人のことだから。

お父さんは防御力の高い人に憧れる。

お母さんの好きな宝塚歌劇団の雪組公演「壬生義士伝」で男役トップスター望海風斗さんのセリフで「誠実さを武器に、謙虚さを格好良さに」というのがあったの。

まさに、防御力の高い人の話なの。

とかく攻撃力の高い人が目立ち、ちやほやされがちだけど、磨くのは防御力の方だから。

目指してほしいのは、 攻撃力 < 防御力

チャラついた攻撃力をアピールする人は、楽しくおもしろいところがあるけど、仲間になるのは 攻撃力 < 防御力 の人だよ。

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根を張る

今回は、「根をはやす」ことについて。

地域や社会、人間関係など、暮らしに根を張って生きるって話。

お父さんは、距離感の近い人間関係は苦手だけど、これは、横の距離。

根をはやすとは、深さ。

人付き合いで意識するのは、横の近さより縦の深さ。

ほどよく、気持ちのいい距離感で長く(深く)付き合えるのが理想だと思っている。

住まいについても同じ。

どこに住んでもいいけど、地域に根づく気持ちが大切だと思う。

一昔前、賃貸住宅に住んで放浪型の暮らしをする人より、持家で定住する人の方が信用されていた。

例えば、自営業者が金融機関から事業資金の融資を受けるにあたって、代表者の持家の有無が審査項目の一つになっていた理由は、担保の有無だけでなく、これもだと思っていた。

現在は、賃貸か持家かを生活のスタイルで選んでいるよね。

地域に根づく大切さと、賃貸か持家かは関係ない。

地域に根づくとは、腰をしっかりと据えて暮らすことだから。

最近、働き方の選択が可能になって、ノマド型の生き方がカッコいいみたいな記事を見かけるけど、ある一面から見ればカッコいいけど、マイナス部分が多すぎる。

誰にも頼らず、1人で生きていけるスキルと覚悟があれば、いいけど、上っ面の部分だけに惹かれて放浪しだすとハードな人生が待っていると思う。

団塊世代で地球や人のやさしさを語る自然派の人々が海沿いの、意識高い系の町に集まっていたの。

ところが、東日本大地震後、ごっそり自然派の人たちは西日本に移動した。

たぶん、どこかに新たにコミュニティを作り、やさしさを語っていると思う。

どこに住もうが自由だけど、どんなに正論できれいごとを言っても、そんな人たちを信用できない。

根を張った生活じゃないもの。

根を張って、深い生活、付き合いををしている人は信用されると思う。

見せかけの浅い生活は、見透かされるよ。

カッコつけたって、令和になったって、我々農耕民族だもの。

そういうDNAを受け継いているんだから、どうしたって、根ざしている人の方が安心感がある。

よそ者や旅人には別の良さや役割があるけど、お父さんは、信用や安心感がとても大切だと思っている。

だから、根をはやして生きたい。

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瞬発力

今回は一歩目の早さについて

動き出しが早い人は、目立つよね。

人は、動いているものに目がいってしまう。

20代は、多くの人の目に留まるほうがいい。

どこで誰が見ているかわからないし、見られたほうがチャンスが増えるからね。

何はともあれ20代は、ダッシュを繰り返して瞬発力を鍛えたほうがいい。

反対に動かないとどうだろう。

動かなければ、目立たないよね。

例えば、擬態化して敵から身を守る虫がいるけど、じっと身を潜めて敵から狙われない暮らしは、どうだろうか?

また、積極的に擬態化して獲物をおびきよせる虫もいる。

同調しているのを気づかずに近づいてきた獲物をパクリと仕留める。

積極的にあえて動かない。

中学、高校での生活が始まる時に、初めて出会ったクラスメイトで、最初にやたら目立って飛ばすヤツっているよね。

そういうお調子者は、1ヶ月もすると勢いがなくなって、いつの間にかに埋没していくよね。

誰も知らない者同士の集まりでは、最初は積極的に動かないほうがいい。

まわりをよく見て、環境に慣れて、それから動き出したほうがいい。

だから、受動的・消極的に動かないのはダメだけど、能動的・積極的に動かないのはイイと思う。

「積極的に動かない」を言い訳に動かないのは困るけどね…。

動き出す前、そして考えず思考停止状態のまま動くと、せっかちや慌て者に見られてしまうこともある。

でもね、20代は、無駄な動きも含めて一歩目の早さは必要なの。

評論家のような分析はいらない。

政治家のような判断もいらない。

動き出しの早さ、瞬発力を意識して仕事をする。

きっと、見ていてくれるから。

動かないで敵から狙われない暮らしは、年をとってからでいいと思う。

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損益を考える

近江商人の商売十訓とされている一つに

今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ。

とある。

三大商人の一つ近江商人の教えかどうかはさておき、お父さんなりの解釈をしてみたい。

商いにおいて損益とは、どう活動して、どれだけ収益があがり、いかに経費がかかったかわかる成績表みたいなもの。

だから、損益を考えるとは、結果を直視し、現状を把握し、分析すること。

損益は次の商いへの判断材料になる。

損益を考えるって、目先の利益を追うようなイメージもあるけど、決してそうではない。

実際には、利益確保が最優先目標になってしまっていることが多いけど、笑。

「数字は絶対だ、正義だ」なんてね。

これは、本当に難しい話で、損益は生活の存続に直結するから、最重要なのは間違いないけど、損益絶対主義になると将来に向けた種まきがしにくくなって、先細ってしまう可能性がある。

何よりも、損益絶対主義は息苦しくて、損益の目標達成以外の楽しみや悦びを奪ってしまう。

お父さんは、損益の目標達成以外の楽しみや悦びを比較的重視していて、損益の目標に縛られすぎずに経営できる規模を考えて、仕事をしているくらいなんだ。

それでも、損益は考えなくてはならない。

損益を考えない、考えられない経営者は、常に損益を考えてくれるしっかり者が一緒にいて、その人の意見を聞き入れられない限り100%失敗してしまう。

商売に限った話ではなく、個人でも同じだよね。

収入と支出を把握して、バランスを考えた生活をしないといけない。

現状を把握せず、支出を続ければ破綻してしまう。

だから、自分自身の損益を考える習慣を身につけるべきなんだ。

そして、個人でも同じく、損益絶対主義になると将来に向けた種まきができなくなるから、気をつけないといけない。

お金は、なりたい自分になるために使うべきだからね。

お金は手段であって、そのお金で「何をするの」かが大事だからこそ、損益を考え「いつでも使える状態」に整えておければいいよね。

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ルイトモ

「類は友を呼ぶ」

気の合う者や、似通った者同士は、自然に寄り集まる。

これ、本当なんだ。

また、「自分と違った思考や価値観の人と付き合うと、思考や交際の幅が広がる」なんて考えもある。

確かにこれも一理ある。

が、気が合わなかったり、めんどくさい相手とは一緒にいるだけで、疲れるんだよね。

人と会ったり付き合うのもパワーが必要だから、そういうことで余計なパワーを使いたくないし。

だから、歳を重ねるほど、このルイトモ傾向は強くなるようにも思う。

つまり、ルイトモは、良いか悪いかではなく、人の習性、傾向なんだよね。

良くても悪くてもどっちでもいいの。

仕事では、信頼できる、まかせることができるなどを判断して、付き合わないと大変なことになってしまう。

人を見極める力が必要になる。

それで、お父さんは、ルイトモの習性を「どんな人か知りたい」時に使っているの。

どんな人か知りたい本人のまわりにいる人たち、いつも一緒にいる人たちを見ると、知りたい人が、ぼんやりとわかる。

知りたい本人だけでなく、周りの仲間を含めて眺めるんだ。

だって、気が合って、似てる者同士で楽に付き合えるから、一緒にいるんだから。

過去に10年以上付き合っているのに、よくわからない、掴みどころのない人がいたんだ。

そんな時は、ルイトモを見るべきだと思って、その人の交友関係を見たら、もっとわからなくなったことがあった。

障害者施設の責任者から反社的な匂いの人まで、付き合いの幅が、無茶苦茶広いの。

仲間それぞれと性格の共通点もなさそうなんだよね。

その人を中心として、放射線上に仲間がいる感じで、放射線上の人たち同士は付き合いがないと思ったんだ。

結局、掴みどころのない人は、すごく多面的な人格者だったと思う。

そんなことも、ルイトモをチェックするとわかる。

お父さんは「ルイトモの法則」なんて言ってるけど、交友関係を含めて観察する。

気軽に付き合い始めるだけでなく、慎重な付き合いが必要になる時もある。

特に仕事上ではね。

そんな時、ルイトモの法則はおすすめ。

ところで、夫婦もルイトモかな?

夫婦は、共通点・似ているところがあると思うよ。

似ている者同士が結婚したから似ているのか、同じ環境に一緒にいると似てくるのか、わからないけど。

夫婦は、ある程度共通点がないと、一緒に暮らせないとも思う。

お父さんとお母さんは似ているところ、あるかな?

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嫉妬

ずーっと、なにかに嫉妬していた。

ないものねだりをする子供のように、誰かにまたは、自分自身に対して、ねたみひがみの連射状態だった。

嫉妬の塊のような自分からすると、嫉妬とは無縁で、当たりが柔らかく、軽々と受け流すことができる合気道の達人のような颯爽感や、自信満々の雰囲気の人を羨ましく思っていた。

そして、すぐに、ねたんだりひがんだりする自分がとても嫌いだった。

嫉妬して悪口を言い終わった後の「何とも言えない嫌な気分」わかるかな。

それで、なんで今回は嫉妬の話かと言うと、嫉妬は、すべてがマイナスなの。

嫉妬がらみは、何したってプラスにならない。

嫉妬は、時にエネルギーになるけど、負のエネルギーだから、仮にそのエネルギーで何かを達成しても、歪んだものになるんだよね。

学生の時に、まったくモテなかったけど、社会人になり、起業してお金持ちになってモテだした友達がいるんだけど、女性とは、昔のモテない時の恨みを晴らしているような付き合い方をするんだ。

モテたい→お金持ちになる→モテるようになった→カタキをとっているような付き合い方をする→嫌われる

嫉妬をパワーに変えて一瞬成功しても、長い目でみると、負のサークルに入るのよ。

嫉妬は、ロクでもないとわかっても、なくならないもの。

どうしたら、いいんだろうね。

お父さんの体験談を話すね。

まずは、歳を重ねると、嫉妬の感覚が薄れるように思う。

いつからか嫉妬の感覚が少なくなってきたの。

そして、今となっては、何であんなことに嫉妬していたのだろうかと、不思議に思うこともある。

じゃあ、何もしないで、歳をとるだけで、嫉妬心が消えるのかと思ってみたんだけど、そうでもない。

おそらく、自分でどうにかなる嫉妬の素は、自ら取り除いたり、改善する努力をしてたんだと思う。

また、自分では、どうにでもならない嫉妬の素は、一旦無視したんだよね。

例えば、過ぎてしまったことは、どうにもならないよね。

学歴とか。

出身学校は変えられないもの。無視するしかないよね。

無視するから、「他で勝負するしかない」と腹を括れるメリットも生まれるんだよね。

60歳に近づいたお父さんが、嫉妬について思うのは、

得るものが増えれば、嫉妬は減る。

得るものが少ないと、嫉妬は増える。

得るものと嫉妬の総量は、同じ。

ということ。

歳を重ねれば、若い時より得るものが増える、だから嫉妬心が薄れるのだと思う。

比較することで嫉妬がうまれるかもしれないけど、得るものを増やせば消えていく。

結果論的ではあるけど、こんな風に思うのもありだと思う。

得るものなく歳をとったら、いつまでも嫉妬まみれ。

世の中に、誰かに、自分に不満だらけで暮らすなんて、いやだよね。

そして、最終的に、憎んで、意地悪や足を引っ張り出す人になりたくないよね。

嫉妬を感じたら、「その気持ちはとにかくマイナス」と思うのだ。

まずは、思うだけでもいいからさ。

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勝ち続ける

今回は、「勝ち続ける」ことは、むずかしい。

いや、無理だろうという話。

大学生の時、ファミコンを持って上京してきた同級生がいたの。

それで、アメリカンフットボールのソフトがあって、同級生に教えてもらいながら遊んでいたんだけど、ある時、勝ち続けるフォーメーションを見つけたんだ。

そのフォーメーションで攻撃すれば、100%タッチダウンできるの。

ある意味欠陥のあるソフトだったんだろうね。もう30年以上前だからさ。

それ以降、ゲームをすることなかった。

太郎も知っているとおり、お父さんは、まったくゲームに興味がないもんね。

ところが、勝ち続けるフォーメーションについては頭から離れなかった。

一度見つけてしまえば、楽して勝ち続けられる無双状態の戦術を。

30歳を過ぎて、自分で会社を興しても頭から離れない。

みんなが知らなくて、楽して勝ち続ける戦術を本気で探してた。

それで、なんと!勝ち続けられるかもしれない、ある販売方法を見つけたんだ。

もう有頂天になって。「天下とってやる」くらいな鼻息の荒さが1年くらい続いたと思う。

今、思えば本当にバカなんだけど、これで「楽して稼げる」と真剣に考えていた。

ところが、気づけば、お父さんと同じ販売方法の会社が多数現れていたの。

販売方法だけでなく、ネーミングやホームページのデザインなどそっくりなんだ。

しかも、真似した方は、お父さんの販売方法を土台にしてるから、より洗練されてる。

常に改善や改良を怠らず、先行者としてライバルたちよりも一歩先に進まなくてはいけなかったのに、現状に満足して変化しなかった。

気づいた時には、ライバルたちに飲み込まれて、同じような販売方法をする一社になってしまった。

そこで、やっと気づいた。

「勝ち続ける」ことなどない。

「勝った」「成功した」と思った瞬間から負けて、失敗し始めるのだと。

だから、常に進化させる努力をしなくてはいけないのだと。

もし、間違った方向に進んでしまっても、修正すればいい。

その場に留まってはいけないんだ。

それでも、勝ち続けることはむずかしい。

すぐにライバルが出現するし、時代も変わる。

競争環境が変わってしまう。

これは、宿命というか、定めのようなものだよね。

だから、あがくの。

こんな当たり前のことを40歳近くで、実感したんだから、情けないし、気づきに対して大きな対価を支払わされたと思っているけど、まぼろしが現実にあると思っていたんだから、当然と言えるよね。

勝ち続けることは無理だけど、負け続けることは簡単だから、困るんだ。

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お金の器

皆、それぞれに人の器の中にお金の器がある。

人の器と同じように、さまざまな大きさの器がある。

お金の器には、まず稼いだお金が入る。

その器から、必要な時に必要な分のお金を取り出して、暮らしていくイメージかな。

お金を取り出しても底が見えない人も、器を逆さまにして振っている人もいる。

器から溢れた分だけ浪費すればいいけど、器にガバッと手を入れて掴みとると危ないよね。

例えば、預金残高10万円で安心する人もいれば、1億円あっても不安な人もいる。

10万円で安心する人の器より1億円で不安な人の器は大きいよね。

ところが、器が大きくて、まだまだ入るから、埋まってない部分が不安に変わる。

器ばかり大きくて、中に入れるお金が少なければ不安だらけで毎日過ごすことになる。

逆に器が小さいと、ちょっとお金が入るといっぱいになって、器からお金が溢れてしまう。

お金を稼ぐ能力と器の大小は別モノなんだよね。

バンバン稼いで、お金儲けの器量があると思っているけど、それ以上にお金を使っていたら、実のところ、その人のお金の器は小さいよね。

お金が溢れっぱなしだし。

器の大きさはお金の使い方や量をみることでわかるかもしれないね。

溢れているお金の量から、器の大きさがわかる。

そして、お金の器の大きさは、大きくも小さくも変えることができると思っている。

だって、10代と20代では、同じ1万円が違う価値になっているよね。

年を重ねるだけで価値が変わるのだから、意識すれば器の大きさは変えられるはず。

本当のところ、お金の器の大きさと幸福感はリンクしない。

どんなにお金を持っても、器が大きすぎると、満足しないでいつまでもガツガツとお金を追いかけるかもしれない。

つまり、器の大きさと入るお金の量のバランスがいいと安心して幸せに暮らせる。

器の大きさをわかって、少しづつ大きくしていって、バランスよく暮らしたい。

お父さんの知人で相続によって、突然何億円ものお金を手にした人がいる。

凄まじく浪費しだして、2年かからずに全部お金を使い果たし、その後、すべてを手放してしまった。

その人の器は、容量以上のお金が一気に入ってぶっ壊れたんだ。怖いよね。

また、たまに器の底が抜けていて、お金が残らない人もいるね。

器の大きさを想像しながら、他人を見ると、わかることがある。

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一皮むく

いろいろな人との付き合いを通して、100%確信していることがある。

それは、「人は誰しもプライドがある」ということ。

プライドの量や質は、人それぞれだけど、必ずもっている。

プライドについては、以前にも書いたような一般的なわかりやすプライドだけでなく、他人からはプライドに思えないことでも、本人にとってはプライドみたいなものもあるから、厄介なんだよね。

そして、そのプライドは、感情とモロに直結しているから、万一引っかけて感情を揺らしてしまうと、恨まれたり根にもたれたりして大変なことになるんだ。

厄介なことに、その手のプライドは、言動や容姿のイメージとまったく違うことがある。

お父さんの知人で、あるおじさんがいるの。

小柄な体型で、髪型は自分でバリカンで刈って、服装は、いつも国民的なライフウエアブランドな感じ。

実年齢は60歳前なんだけど、いつも70歳くらいに思われるらしい。

そんなおじさんなんだけど、中身は「プライドの高い超男前」なの。

中身(嗜好や振る舞い方)が、吉田鋼太郎だもの。

吉田鋼太郎がブサキャラの着ぐるみを着て生活している感じ。

みんな、彼のことを着ぐるみ状態で判断して小バカにしているけど、本人は、相当イラついているし、ストレスになっているようにみえるんだ。

きっと、深夜にバカにしている奴らのことを、呪ってるよ。

いつか復讐してやろうくらいのことを思っているよ。

そのくらい秘めたものをもっていそうだもの。

普段は穏やかな雰囲気の人であっても、急に感情的になってしまう人がいる。

穏やかに見えるから許容範囲が高いように思えて、ドカドカと突っ込んで、穏やかな雰囲気から感情的な雰囲気に変わる琴線のようなものを、容易く揺らしてしまうのだろうね。

人を見る時、付き合う時には言動や容姿から、一皮むかないとダメなの。

一皮むく作業が必要なの。

一皮むく作業は、簡単にできることもあるし、長い時間がかかることもある。

知り合ってから、何年もたってからわかることもあるから。

そして、一皮むいた「真の姿」と付き合う。

安易に容姿や雰囲気で判断して、バカにするような言動は気をつけないといけない。

外見ではわからない、真の姿を見極めて、相手を理解したいよね。

お父さんは、ちょっと小馬鹿にするような態度をとることがあった。

人の表面的な部分しか見ないで、接していたんだよね。

この人ならこのくらいのことは許容範囲だって決めつけて。

今思うと「あの野郎、許さねー」って思われたこともたくさんあったと思うよ。

太郎には、丁寧に一皮むく作業をしてほしいと思っている。

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